Page: 1/2   >>
パリ旅行日記 番外編
今回のパリ旅行でゲットしてきたものの写真です。
見てやってください。

センスのいい!エプロン。
このエプロンだとマスター着痩せして見えるね!


あっこさんが集めているフルーツに付いてるシール。
日本ではほぼ集め尽くした感じで年間で2枚くらいしか増えないけど、さすがパリに遠征しただけあって、一気に10枚以上集まりました。海外に行く予定の方はフルーツシールをゲットしてあっこさんにプレゼントしよう!


パリで買った絵はがき。あっこさんの名前「暁子」の暁。
これを買うときにレジに持っていったらいきなり店員の男の人に「アヌロ」「アヌロ」と言われて何がなんだか分らなかった。日本人だと思って売ってくれないのかと思っていたら1ユーロ「アン・ユーロ」って言っていたのね。フランスではユーロって発音しません。ウロって発音します。


形もかわいいスミレ味のキャンディ。日本では売ってないのでアメ好きのあっこさんは買いだめしてました。
| マスターとあっこさん | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
パリ旅行日記 7日目
この日は帰国する日。朝からずっと小雨でした。

飛行機は23:00の出発なのにアパルトマンは10:00にチェックアウトしなくちゃいけない。交渉してアパルトマンを管理する不動産屋さんへ荷物を預かってもらうことにしました。これで大荷物を抱えてパリをさまよわずに済むのでひと安心。

不動産屋さんのオフィス。素敵すぎ!


社長室かな?


まずは、やっぱりアール・ゼ・メチエ・カフェでお茶をする。あっこさんはカフェ・クレーム。マスターはフランス人のように、朝食セットを注文。

セットの内容は、バゲットの半割りとバターとジャム、オレンジジュースとコーヒーです。パリジャンたちはバゲットにバターとジャムを塗って、それをコーヒーとかカフェオレに浸して食べてます。なので、マスターも真似をする。バターとジャムの味がしなくて、コーヒーの味だけになる。ビミョー。
これで、アール・ゼ・メチエ・カフェともお別れです。また来るからね〜。



ラデュレでお土産を買う予定なので、サンジェルマン方面へ。
今度映画になる『ダヴィンチコード』の前編『天使と悪魔』にも出てくるサン・シュルピス教会をさっと見学。この教会、あっこさんの日記には「なんか病院の匂いがする」とあります。ドラクロワ作の壁画なんかがすぐに触れるところにあることがスゴいよね。警備員もいないし、文化の違いですかね。日本だったら「夜露死苦」書かれてますね。
ドラクロワの絵の下の部分。木かと思ったらこれも絵です。壁に木目そっくりに書いてます。びっくり。


そのあとサン・シュルピス教会近くのオーガニックショップHEDONIE(エドニー)を覗く。
『あっこさんがやりたいお店その弐』そのものなんだそうです。(その壱は匂いのお店だってさ。)ビオ食材と食品、ナチュラルな素材の石鹸や化粧品を扱うお店エドニーはパリ3日目か4日目に一度行ったお店。なぜここに来たかと言うと、あのプージョランのパンが買えるから。ありました、ありました、ビヤンキュイの美味しそうなパンが!あっこさんはこれを最終日に買って日本に持ち帰ろうとしたのです。だからまた来たわけですが、、、開店まであと2時間もある。ということで諦めました。バイバイ、エドニー。また来るからね。


そのあと、カフェ・ドゥ・マゴを参拝する。

ドゥ・マゴはピカソやヘミングウェイなどの芸術家が集まっていたカフェ。ここでもマスターはサンドイッチを食べる。バゲットにバターを塗って、薄いハムを挟んだだけだけど「なんかおいしい」「なんかおいしい」「パンがおいしい」「バター?ハムがおいしい?」「なんかおいしい」とあっこさんは繰り返していました。



それからラデュレに行ってお土産にマカロンを買う。

ラデュレのマカロンはやっぱり美味しいね。さらに言えば楽しい。マカロンというのは美味しさ以上に楽しさがあるんだよね。フレーバーの数だけ、色がある。色で選んで良し、味選んで良し。
「マカロンは歯にくっつくから嫌い」という人がいたけど、ちゃんとしたマカロンは外側が薄くカシャッとはかなく崩れて、中はしっとりで歯にくっつきません。ネチッと歯にくっつくようなのは焼き過ぎじゃないかなあ。乾燥してる証拠です。サクッとしてるのはもうマカロンじゃないよね。


さて、ラデュレを後にしてお気に入りのポン・デ・ザール(芸術橋)に行く。やっぱりいい眺め。雨も降ってるし飛行機の時間までまだ相当あるし「ルーヴルに行って、時間つぶす?」ということで、ルーヴルへ。

エジプトの遺跡のかけらとか彫刻とか絵画とかまるで興味なし。モナリザは「えっというくらい小さいよ」と言われていたから覚悟していたけど「全然小さくないよ〜。想像通り。ポスターくらいの大きさあるじゃん!」。
ルーヴルは全部見るのに3日かかると言われていたけど、1時間半程であきる。全然時間つぶしにならん!飽きた、というよりふたりとも具合が悪く、ぐったりとベンチに腰をかけて彫刻を眺めてました。「絵画よりも彫刻のほうが好きかも」とあっこさん。


ルーヴルにあきた&疲れたので、近くのカフェ、フュモワールに行って休憩。サラダとクラブサンドイッチを食べる。ここの内装、洒落てる。



それから、日本ではなかなか手に入らないチョコレートのモールドなんかを買いにエチエンヌマルセルに行く。
リアルな形のお魚やニワトリのモールドって日本では珍しいです。

あとはカヌレ型を購入。カヌレも作らなくちゃね。


毎日毎日歩きすぎて、旅の疲れが出ていたので時間は早いけど、預けていた荷物をピックアップして電車で空港に向かう。空港でお土産にエッフェル塔の絵が書いてあるセンスのいい(?!)エプロンを買いました。ファストフード売り場のようなところでテイクアウトしたキッシュとアプリコットジュースがめちゃくちゃ美味しい!とあっこさんが感激していました。マスターが買ったサンドウイッチはイマイチで残念。


シャルルドゴール空港から成田まで。(あっこさんの日記より)

飛行機が空中に浮いて旋回する時、左手にエッフェル塔が見えた。ライトが灯いた小さくてかわいいエッフェル塔。青柳さんの言うとおり、「今度はいつ来ようか」です。あんなに不安になってたくせに。BGMはベートーベンのConcerto fur Violin et Orchestra Allegro ma non troppo。重厚で美しく温かくちょっとだけせつなく、パリの夜景を空から眺めるのになんだかぴったりの曲。(今の私にはね。)
さすがに眠い。ユキオさんはもうスヤスヤ寝ています。
あっという間の一週間。パリのほとんどのカルチェに足を運んでとにかく歩き回った一週間でした。毎日同じカフェでコーヒーを飲む幸せ。テラス席が暖かくてありがたいね。どの街にもカフェがあって、そのどれもが毎日にぎわっているの。朝から夜までService Non-stopで。本当に本の通り「カフェはパリの人々の日常の一部」になっていてすごいなーと思う。うらやましい。そんな街に住んでいる人が。そんなカフェをつくり出してる人が。
 
初日は『どうなることやら』と不安になり、疲労と寒さで気がめいり、『私はパリがキライかも、、、』なんて思ったり。テンションが上がったのは3日目、ポンデザールから見た夕暮れ時の景色に心打たれた時ね。”パリは夕暮れ”。街灯と車のテールランプの明かりが、薄暗くなり始めた街並の中できれいにひかってたね。

毎日かなり歩いて、毎日必ずどこかのスーパーマーケットに立ち寄り、そこでシャンプーだの洗剤の匂いを嗅ぎ、キャンディ売り場の前で物色。そんな私に嫌な顔ひとつ以上しながらも付き合ってくれたユキオさん。本当に本当にありがとう。足にマメができてかわいそうだったネ・・・。生理痛と股関節痛の私の肩を抱き寄せて支えてくれたらよかったのでは?やさしくしてね。『俺も足がいてーんだよー』って、ああ、そうでしたそうでした。

まあ、なんだかんだ言っても、何事もなく、犬のフンも踏まず、スリにも遭わず。
パリの街と、パリのカフェと、パリの人々がとても好きになって、そうねえ、帰りたくないね。今度はいつパリに行く?

| マスターとあっこさん | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
パリ旅行日記 6日目
この日は日曜日。クリニャンクールの蚤の市に行くと決めていた。

まず朝のコーヒー。久しぶりにたっぷりドリップコーヒーを飲みたくなったので、モントルグイユのスターバックスに行く。コーヒーのショートサイズもでかい。クロワッサンもでかい。


まずは予定通りにクリニャンクール。パリの郊外にあるからかめちゃくちゃ寒かったです。お店がとにかく多くて、何を買っていいのか迷う。シャンデリアのパーツのような金属の小さいガラクタ、なにに使うか分らないがいい味を出していたので、3点くらい見つくろって5ユーロくらいかなと思って、店主にいくらか聞くと60ユーロだと言う。60ユーロって8,000円くらい。ものすごい高い。値切れるとは聞いていたけど、値切って50ユーロくらいなのかなあと素人判断して諦める。このときに益子の古道具屋さんを思い出しました。そこも海でいくらでも拾えそうな貝殻が1個500円で売ってたなあ。その貝殻が入れ物の中に何百個もあるんだから全部買ったら、何十万円もするなあと思いました。さらにそこの店主がお客さんと話しているのを聞いていたら、「このあいだ、この刀をいくらにしたら買うと言ってきたけど、『俺は、カネあっから売らね』って言ってやったんだ。がっはっは」と話してたので、貝殻も安くしてくれないだろうなと思いました。脱線しました。
行ったからには何か買わないと損するなと考えて買ったのが、ワインボトルを入れるパニエ(篭)。これは12ユーロだったから安かった。値切りませんでしたよ。値切るの苦手。


そのあとアメリに出てきたサクレクール寺院にいくためにアベスに向かう。アベス駅は建築家ギマールのデザイン。アールヌーボーでいい感じでしょ?


ちょうどお昼時だったので、近くにあったカフェ・マルミットに入りました。マルミットってなんだ?とやっぱり思ったけどね。
あっこさんとマスターは、それぞれブッフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)とカスレを注文しました。鋳鉄の両手鍋に入った赤ワイン煮込みとカスレの量にまずびっくり。これでまた晩ご飯が食べられなくなるねという感じです。
ブッフ・ブルギニョン
よそったところ
カスレ
味はおいしかったけど、ソースをもうちょっと煮詰めるとさらにいいねという感じでした。でも大満足。

飯も食ったし、ちっとは観光でもすっけ〜とサクレクール寺院に向かう。その前に、もう1軒カフェに寄って、コーヒーは飲んだけどね。
サクレクール寺院は中の絵が全部モザイクだったのにあっこさんはいたく感動しておりました。あっこさんはモザイク職人になりたくて、本気でモロッコに行こうと考えていたくらいだから。

そのあと菓子道具でも買おうかなとエチエンヌ・マルセルに行くが、日曜日はやっぱり休みでがっくし。明日にすっぺ〜とアパルトマンに向かう。その途中、お気に入りのストーレーでレモンのタルトとフォレノワールを購入。レモンのタルトのメレンゲはこれくらいがちょうどいいね。あとフォレノワールも軽くて美味しい。メトロのフォレノワールはスポンジもクリームも全部チョコだから濃厚なんです。だからストーレーみたいな軽いのも新鮮で美味しかったです。今度真似しよっと。

メレンゲはこれくらいでちょうどいい。

さて、お部屋でストーレーのケーキを食べていると外からズンドコズンドコ音がする。外を見ると、パレードですよ!あっこさんと二人であわてて外に出て、パレードを見学しました。カーニヴァル・ド・パリ。明日、帰国するマスターとあっこさんにパリがお別れしているんだね。僕だって帰りたくないよ。でも仕方がないんだ、モナムール。


そのあと夜のポン・ヌフとポン・デ・ザールに行く。ポン・ヌフでは「やっぱりね〜。やっぱりね〜」。チューしてるカップルがいました。(写真はないです)
それからポン・デ・ザールに行くと「あら、がっかり」。オフィスが閉まる時間には明かりの数が減って暗いのね。パリは夕暮れがいちばん綺麗です。(写真はないです)

この日は頑張って晩ご飯を食べにいきました。意地ですね。モントルグイユにあるビストロ「グリル・モントルグイユ」。伝統的なフランス料理を食べさせるお店です。
サラダ・ランデーズ(砂肝のサラダ)、オニオングランタンスープ、仔羊のマルミット(マルミットってなんだよ?)を頼みました。ナヴァランのようなトマト煮込みを期待しただけに仔羊がクリーム煮込みだったのがショックでした。メニューにはCreme(クリーム)って書いてあったかなあ。確認不足でした。


この日はランチにディナーにと頑張って食べましたね。満足満足。
もちろん、〆にはアール・ゼ・メチエ・カフェでエスプレッソを飲んで長い一日終了!
| マスターとあっこさん | 12:57 | comments(3) | trackbacks(0) |
パリ旅行日記 5日目
5日目ともなると、もうすぐ帰るんだと思い焦ってくる。まだパリでなんにもしていないじゃないか!もっとたくさん食べて、ワインを飲んでの予定が意外にマスター&あっこさんが少食なので不満足。

クロワッサンならパリ一番というオ・ルヴァン・ド・マレに朝一番に向かう。が、情報が古かったため移転していてそこは別のパン屋になっていてがっかり。クロワッサンモードになっていたため、そこでクロワッサンとパン・オ・ショコラを買って歩きながら食べる。
オ・ルヴァン・ド・マレはモンマルトルの方に移転していましたので、行く予定の方はご注意を。

そのまま歩いて、バスチーユ広場を見学。

そして、あっこさんのお気に入り、レストラン・ペトレルとその隣にあるル・ヴィーヴルに向かう。ル・ヴィーヴルはペトレルのシェフが作るお惣菜がテイクアウトできるお店。イートインもできるのでお昼ご飯はここに決まり!のつもりで出掛けたのにこれも情報が古いのか様子がちょっと違っていた。お惣菜もテーブルも見あたらない。またしても力が抜けます。でもシェフが店にいました。あっこさんはジャムと巨大焼きメレンゲをレジに持っていき、笑顔(でも無言)でさっと手を差し出してちゃっかり握手してもらってました。

ペトレルのお隣、ル・ヴィーヴルの等身大ワニ。巨大メレンゲが載ってる。

ペトレルのジャム。

さて困ったぞ俺の昼飯、、、。すごくお腹が空いていたのでどこでもいい。なんでもいい。とにかく何か食わせてちょうだい!と、目についたCafe Diplomateに飛び込む。

優しいおじいちゃんギャルソンが担当でほっとする。僕はシュークルート、あっこさんはホタテのブロシェット。ワインはカラフェで。でね、お料理がですね、すごく美味しかったんですよ。だからル・ヴィーヴルにふられちゃった心の傷はすぐに癒されました!そう、おいしいものは心を癒すね。


そのあとポンピドウーセンター界隈であっこさんがお買い物。世界中のスパイスを扱うイズラエルや修道院雑貨のモナスティカ。何やら匂いを嗅ぎ始め、もう止まらない。超嗅いでる。両店で石鹸をお買い上げ。他にも行きたかった雑貨屋と石鹸屋は今はもうなくなっていた。またか、、、。もうこういうのにも慣れてきました。パリはお店の入れ替わりが激しいそうです。

次はサン・ルイ島、再び。サン・ルイ島はクレープ屋さんやアイスクリーム屋さんが至る所にあります。フランスに来たらクレープ食べなきゃだめだんべということで、グランマニエがけのクレープを食べました。お供にはもちろんシードル。クレープはと言うと「これでいいんだ・・・」という感じです。家でできそう。


あっこさんが飲んだヴェルベーヌミントティー。このクレープ屋さんのティーポット。ちょっと欠けてる。パリのビストロやカフェのお皿やカップは結構欠けてることが多いけどだれも気にしない。見習いたい。

このクレープ屋さんもそうだけど、隣のお肉屋さんも、パリの店はどこもかわいいね。センスある!

パリの肉屋

そのあと日本で見逃した『人体の不思議展』のパリ版『THE BODY』というのがマドレーヌでやっていたので見に行く。フランス人もこういうの好きなのね。結構、並びました。解説が全部、フランス語なのでよくわかりませんでした。たぶん、日本でやってる『人体の不思議展』のほうが触れるし、楽し、恐ろしだと思います。わざわざパリで並んでまで見るものじゃなかったな。

そう、このあたりからあっこさんの容態が。あっこさんは幼児の頃の病気のせいで股関節が弱いそうです。歩きすぎるとひどいことに。そう、恐れていたことが起きてしまったんです。歩けなくなっちゃったんです。人体の不思議はそこそこに見て会場の隅っこの暗がりでずっと休んでいました。これでちょっとは回復したかな、、、じゃあ最後の力を振り絞っておうちにに帰ろうね!と会場を出たとたん、今度は生理痛で動けない。パリには薬局が多い。宇都宮でコンビニを探すのと同じくらい簡単に探せる。が、しかし英語が通じない。なんだかよくわからない薬を買って来てしまいあっこさんに怒られる始末。

あ、突然ですがあっこです、どうも。怒られる始末って、こっちは必死だったんですよ!とにかくもの凄く痛いんですから。別な薬局に運良く『カンタンナエイゴナラダイジョブネ』という店員さんに、もう身振り手振りなりふり構わずの説明でやっと薬を手に入れました。泣きそうなくらい嬉しかったです。このとき初めて辞書を持ってこなかったことを後悔しました。はい、スタジオのマスターにお返しします。

薬のパッケージもかわいい。

そんなわけで、夕飯は部屋のすぐ近くの『Happy Nouilles』中華料理屋さんです。
昼間、店の前を通るとコックさんが1本が2本、2本が4本という感じで麺を延ばしていたので美味しそうだなあと思っていってみました。ラーメンは、本格的なのかあまり好みじゃありませんでした。そして麺の量が多くて完食できなかった。でもこの店は地元のひとに人気のようで、ものすごく混んでいます。スタッフは全員中国系なのですが、客も中国系が多くて、誰が店員なのか分らないところが中国的で良かったです。
| マスターとあっこさん | 20:57 | comments(3) | trackbacks(0) |
パリ旅行日記 4日目
パリが好きになった次の日です。
この日は、マスター&あっこさんのアイドル的な店、銀座の『ポンデュガール』&八丁堀の『ガール・ド・リヨン』が参考にしているというお店、ル・ヴェール・ヴォレというビストロにランチに行く計画をする。

その前に、これまたあっこさんの趣味のCirque de Hiver『シルク・ド・イヴェール』(直訳すると冬のサーカス)というサーカスを見に行く。が、下調べをあんまりしないものだから、開演時刻が14:00なのに11時ころに着いたので諦める。

それで、12時頃にサンマルタン運河(アメリでおなじみ)近くの『ル・ヴェール・ヴォレ』へ到着すると、開店準備ができていないから15分待ってくれというので、近くのカフェ、シェ・プリュンヌでカフェを飲む。そして『ル・ヴェール・ヴォレ』に戻ると悲劇。もう満席で入れない!暴れそうになっちゃった。だって、15分後にまた来るって言ったじゃん。パリがまた少し嫌いになる。3歩あるいて2歩さがる。

パリの街を小石を蹴飛ばし、ふてくされながら歩く。
そういえば、アパルトマンの近くにクスクス屋さんがあったなあ、そこに行こうと気を取り直す。
『Chez Homar シェ・オマール』
誰かのコメントを参考に載せます。
『クスクスは、パリのブルターヌ街にあるチュニジア料理店<シェ・オマール>がおいしい。ここは本格的で、いつも長い行列ができる。<クスクス・ロワイアル>は羊の腸詰入り。スムールという世界で一番ちいさい細かいパスタの上に、腸詰を載せ、蕪やクルジェット,ピーマン,エジプト(ひよこ)豆の入ったスープをかける。ほかに<クスクス・メシュイ>これは生後3カ月までの子羊の肉を載せたもので、抜群においしい。』

このお店、すごく美味しかった。前菜にサラダ2品と仔羊のクスクスを1品頼みましたが、クスクスのボリュームがすごい。スムールがお皿からこぼれ落ちそう!骨付きの仔羊もも肉も大きい!クスクスは16ユーロくらいだからとても安い感覚。またしてもチョーお腹いっぱい。(味の系統はメトロのクスクスとよく似てます。)
悔し紛れじゃないけれど、ル・ヴェール・ヴォレに入れなくて良かった。結果オーライ!

腹ごなしに歩くベーとBHV(ベー・アッシュ・ヴェー)をひやかし、お目当てのカフェは満席のため眺めるだけで通り過ぎ、市庁舎前の屋外スケートリンクで楽しげに滑る人々を横目にサン・ルイ島、シテ島へ。『あれに見えるはノートルダムではないか!』初日に暗闇の中で何がなんだか分らなかったノートルダム。ノートルダムは凝ってるね。建物の至る所から飛び出しているガーゴイル。あれは雨どいの役割をしているよ。からだの中にパイプが通っていて、口から水を吐き出す仕組み。今日は中を見学しよう。しかし、その前に一息入れにカフェでひと休み。
ノートルダムの中は、・・・みんなも見て来て!


ノートルダムを後にして、初日と同じコースを辿ってムフタールにもう一度行く。

ムフタールとかモントルグイユはパリっぽいと思うんだけど。シャンゼリゼとかよりうーんとパリっぽいと思います。お勧めのカルチェ(地区)。

昼ご飯を食べ過ぎて、夕ご飯はそんなにお腹が空かなかったのでアパルトマン近くのいつものカフェ・アール・ゼ・メチエで食べる。

あっこさんはシーザーサラダ。マスターはホタテとマッシュルームのMarmiteマルミット。パリっぽくない洒落たボリュームで高いけど、すごく美味しかった。マルミテって何のことだかすごく気になった。

とにかく毎日毎日歩き過ぎです。
| マスターとあっこさん | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

Search

Calendar

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

Comment

Archives

Recommend

パガニーニ:カプリース
パガニーニ:カプリース (JUGEMレビュー »)
パールマン(イツァーク),パガニーニ
ヴァイオリンの音色の素晴らしさが分かります。

Link

Mobile

qrcode